「坂上&指原つぶれない店」食材宅配会社『オイシックス』特集
4月14日(日)放送の「坂上&指原つぶれない店」で今大人気の食材宅配会社『オイシックス』が特集されました。
- 高いのになぜ売れる?
- 高いのになぜつぶれない?
の理由に迫ります。
オイシックスの食材はスーパーよりも高いのですが、味、品質、安全性などが消費者に受けいれられて前期は過去最高の598億円という売上高を記録しています。
そんなオイシックスを代表する野菜4種類が「坂上&指原つぶれない店」で取り上げられました。
- みつトマト
- かぼっコリー
- おしろいきゅうり
- あめトマト
ご覧の通り、ネーミングはとても特徴的ですが実はこの名前に変更する前は美味しいのだけれど、あまり売れなかったそうです。
名前を変更する前は農家が独自で美味しさを前面に打ち出して宣伝していたのですが、売り上げは芳しくありませんでした。
しかし、オイシックスが取り扱うようになって、名前を変更することで今までの売れ行き不振が嘘のように売れ始めたといいます。
オイシックスの高くても売れる理由の一つはネーミングにあったんです。
名前を聞いただけで食べたくなりますよね?
もちろん、他にも厳格な品質基準が根幹にあるわけですが。
オイシックスの人気野菜4種類の人気の秘密を、ひとつずつ詳しく紹介します。
みつトマト
蜜のように甘いから「みつトマト」ってわかりやすいですよね?
普通のトマトの糖度は5度なのですが、みつトマトは糖度が14度もあります。
約3倍です。
とにかく本当に甘いんです。
メロン並みの甘さです。
甘みが濃くて、ほんのりと酸味があるので後味はさっぱり。
みつトマトをたべたら普通のトマトは食べられないでしょう。
品種は中トマトなのですが、甘みを凝縮させるために水分を制限して小さめに作るのが美味しさの秘密です。
今でも人工血管を使いながら水分を制限したり試行錯誤を繰り返し、よりよい美味しさを追求しています。
かぼっコリー
コリコリと皮だけでなく種まで食べられることから「かぼっコリー」という名前が付けられました。
普通のかぼちゃは、固くてもとても生で食べられるものではなく、焼いたり煮たりしないと食べられません。
しかし、「かぼっコリー」は生のままで身はもちろんですが、皮や種まで食べることができるんです。
大きさは普通のかぼちゃのサイズの半分ぐらいと小さいですが、使い切りにとても便利と消費者からもとても好評です。
収穫時はまだ完熟されていませんが、配達されて自宅に届くころに、最も美味しくなるように品種改良されています。
おしろいきゅうり
見た目がきゅうりに、おしろいを塗ったように表面に白い粉が付いていることから名づけられました。
白い粉は「ブルーム」といって、光や害虫からきゅうりを守り、皮を薄くし胡瓜の青臭さを取り除いてくれる効果があります。
開発した農家が直接販売していた時は、きゅうりに農薬がかかっているような印象が持たれ、あまり売れなかったそうです。
しかし、オイシックスが取り扱うようになってからは、舞妓さんのおしろいをイメージして「おしろいきゅうり」に名前を変更したところバカ売れしているそうです。
作り方は40年前と変わっていないそうですが、ネーミングの力ってすごいですね。
味も、とてもみずみずしく梨のようだと大絶賛されています。
あめトマト
生産地は富山県。
栽培のビニールハウスの中は土足禁止というくらい管理が徹底しています。
名前の通り、あめのようにとても甘く、キャンデイのように丸くツヤツヤしています。
富山県は日照時間が少ないのでビニールハウスの中はLEDライトを使うなどして常に23〜25度の室内温度を維持しています。
出荷のチェックもとても厳しく、キズ、形、大きさなど目視チェックを徹底したあとに、光を通しての糖度検査を実施。
オイシックスでは、毎年利用者の投票で「農家・オブザイヤー」を決めているのですが、「2018-2019年の農家・オブザイヤー」では、
あめトマトが1位(最高金賞)に輝いています。